2016年11月6日日曜日

関越道のキャンピングカー横転事故に思うこと。

今日午後、関越道の上り、川越IC手前で、キャンピングカー横転事故があり、影響で上り線は大渋滞。日曜日の午後とあって長い渋滞となった。原因はタイヤパンクが原因とのこと。
ふだんから、キャンピングカーはこの手の事故がおこるだろうなとずっと思っていた。
日本で流通しているキャンピングカーには大きく分けて2種類、一つはコンテナ型車両を牽引するタイプ、もう一つは市販のバンやトラックを改造し、コンテナ型に改造し、車検を取り直したもの。
今回事故を起こしたのは写真を見ると後者のよう。
この手の車の後ろを走るといつも思うのはバランスの悪さ。
コンテナ型に改造することで、重心が上に移動し、車自体の安定性が悪くなる。何より後ろから見て大丈夫?と思うのはタイヤの貧弱さ。
車重が増えているにもかかわらず、純正のタイヤをそのままはいていたりする。要はいかにも足回りがボディー全体に見合っていないのである。
まあ、車の仕様上、規定の積載重量を上回っていなければ、車検は通るかもしれないが、普段から過負荷な状態になるわけで、いかにもたよりない。
運転手が普段から気を遣ってタイヤ空気圧をこまめにチェックしていればいいけど、そうでないと、パンクを誘発してしまう。
本来なら、車重が増えた分、タイヤもインデックスを計算し、重量に見合ったタイヤに履き替えればいいのだけと、そういう気遣いをしている車は非常に少ないと見受ける。
最近は団塊世代が退職し、退職金制度と年金で余生を旅しながらという高齢者も多いと思うけど、改造キャンピングカーにはこういうリスクがあることを認識してもらえればいいかなと思う。
今回のキャンピングカー事故がこういった事情に起因するかどうかは想像の域を出ないけど、恐らくそうじゃないかなと思って備忘録として書き込みました。
キャンピングカー所有の皆様は一度タイヤ専門ショップに持ちこんで、履いているタイヤが改造車のスペックにあっているか、相談されることをお勧めしますよ。
あっ、念のためですが自分はタイヤショップとか、メーカーの
回し者ではありませんのであしからず。